【コラム】保育者さんも大事な自己肯定感
自己肯定感とは、自分自身を大切にし、自分の価値を信じる気持ちのことです。これは「自分は大事な存在だ」「自分にはできることがある」と感じることから生まれます。自己肯定感が高いと、失敗しても「また頑張ればいい」と前向きに考えられるようになります。
自己肯定感を育むのは、子ども?と思われるかもしれませんが、自己肯定感は、いつでも誰でも高められます。自分でできるのです。また、自分で目標を立てて達成する経験も、自己肯定感を高める助けになります。
つまり、自己肯定感は自分を好きでいられる力です。この力があると、どんな困難も乗り越えられると信じ、自信を持って行動できるようになります。そして、心が豊かになることで、幸せを感じることにつながります。自己肯定感は、幸せになる力なのです。
自己肯定感は、6つの感からできていて、順に根っこから育みます。6つの感は、連鎖的な影響を受け合いながら、自己肯定感を形作っています。自己肯定感の低下がどの感によって、引き起こされたのかを知ることで、感情の変化に対処できるようになります。
自己肯定感は大人になってからも高められます。良いコンディションを身につければ、あなたらしい人生を送ることができます。
なぜ保育者の自己肯定感が大事?
それは、代理強化されるから。自己肯定感は連鎖します。周りの大人の声かけや口癖は、子どもの脳の発達と心理的な面に大きく影響するのです。感情をゆすり、思考の癖を作り出すのです。自己肯定感が高い大人に囲まれて育つのと低い大人に囲まれて育つので、大きな差を生みます。
保育者の自己肯定感が高いなら、子どもに関わるときは、肯定的な言葉で返し、常に子どものいいところに視点が向け、受容的な態度で接することができます。感情の波のにも左右されにくいです。
保育現場での悩みにも対処できるチカラになり、保育が楽しくなります。
ですので、保育者の自己肯定感は、とても大事なのです。